- インビザライン
2024.2.14
インビザライン矯正治療中に転院したらいくらの費用がかかる?手順についても紹介
インビザライン矯正中に次のような理由から転院を希望する方もいるでしょう。
- 進学や転勤などによる引っ越しで通院が難しくなった
- 医院や医師とのトラブルにより、他医院へ転院したい
転院する際は、現在治療中の医院と転院先の医院との調整が必要です。また、医院にもよりますが、転院する際には費用がかかるケースがあります。そこで今回は、インビザライン矯正治療中の転院にかかる費用と、その他注意点や転院の流れを紹介いたします。
インビザライン矯正治療中の転院にかかる費用は医院による
結論としては、転院にかかる費用は医院によります。また、現在治療中の医院へ支払う費用と、転院先の医院へ支払う費用がありますので、それぞれ費用については詳しく聞いておく必要があるでしょう。
インビザライン矯正治療中に転院したら、いくらの費用がかかる?

とはいえ、どのような項目と費用の相場感が気になるところだと考えられますので、紹介いたします。
転院相談料
転院相談料は無料~10,000円です。医院によっては無料のケースもあります。
資料作成代
転院先の医院へ現在の治療状況や検査結果などを共有するために、治療中の医院は資料を作成しなければなりません。その作成費用として10,000円程度の手数料がかかります。
手続き代
インビザラインシステムのアカウント引継ぎの手続きに無料~10,000円程度の費用が必要です。
インビザラインシステムを医院が利用するためには、患者さんのケースごとにアカウントが作られ、システム利用料を支払わなければなりません。転院する際は作成したアカウントIDの引継ぎ及び承認が必要になります。治療中の医院、もしくは転院先の医院で手続きを代行してくれますが、その際に費用がかかることもあります。
再検査料・再診断料
再検査料・再診断料に30,000円程度の費用がかかります。治療中の医院からの資料が不十分だと、再検査・再診断が必要になります。十分な情報が記載されていれば、再検査料・再診断料は不要です。
装置料
転院先によっては、インビザライン治療からワイヤー矯正への切り替えをして治療するといったことがあるため、改めて装置料を支払うケースがあります。引き続きインビザラインでの治療をご希望の場合は、転院先にしっかり確認しておきましょう。また、治療計画を変更せざるを得ない場合も追加で費用がかかることもあります。
インビザライン矯正治療中の費用の精算について
インビザライン矯正治療中で転院する場合、基本的には治療費の清算が行われます。治療費の清算によって、どのくらいの金額が返金されるかは医院によって異なります。一般的には、治療の進行具合に応じて返金される金額が上下します。
清算方法については契約書に記載されていることがほとんどです。基本的には契約内容に沿って金額の清算が行われます。もし、契約内容と異なる場合は、医院と話し合いましょう。
インビザライン矯正治療中の転院の注意点

ここでは、転院の注意点を紹介いたします。
希望する転院先を見つけにくい
次のようなことから患者さんが希望する転院先は見つけにくいです。
- 治療を継続してもらえる医院を見つけられない
- 費用の折り合いが合わないため、医院が見つからない
- 上記2つを患者さんが行わなければならないため、ゆっくり探す時間を作れない
「インビザライン治療の転院ができない」と勘違いされることもありますが、正確には転院できないではなく、「希望する転院先を見つけられない」というのが正しいです。
想定外の費用がかかることがある
転院までに時間がかかると、治療を中断している期間が長くなり、歯列に悪影響を及ぼします。そのため、転院後に治療を再開しても想定外の費用がかかるケースがあります。
治療期間が延長することがある
転院までの時間がかかると、治療を中断している期間が長くなるため、もちろん治療期間が延長します。早く転院先が見つかれば、治療期間をそのまま進められる可能性もあります。
トラブルが発生することがある
前述の費用面や期間面で転院先と患者さんの認識のズレが発生し、トラブルになるケースもあります。また、前医院とのトラブルの原因が患者さんにある場合、同じようなトラブルが発生する可能性もあるでしょう。そのため、前医院とのトラブル内容は転院先で詳しく説明をしていただけるのが望ましいです。
インビザライン矯正治療の転院のステップ

ここでは、転院の流れについて紹介いたします。
早めに治療依頼中の歯科医院へ相談する
担当医師にできるだけ早く相談してください。医師にもよりますが、相談すれば転院先の紹介や今後の流れ、転院の注意点などを説明してくれます。また、医師とトラブルが起きていても、どこかで直接連絡しなければならない場面があるため、勇気を出して相談してください。
転院先を決める
相談後、転院先を決めましょう。担当医師から転院先を紹介されたら、そちらの医院も選択肢にいれて探すと良いでしょう。自分で転院先を探すと時間がかかるため、紹介された医院へ転院するのが一番効率が良いのでおすすめです。
資料を作成してもらう
転院先が決まれば、転院先に渡す資料を作成してもらいましょう。基本的には次のような資料が必要です。
- 治療当初の資料
- 診断内容
- 契約内容
- 実際の治療内容
- 支払った治療費
その他必要なものがあれば、用意するようにしてください。転院先にご自身の情報を漏れなく伝えるのが大切です。
資料を転院先の歯科医院に渡し、指示に従い治療を行う
資料を転院先の医院へ渡し、転院の手続きが完了したら、治療の再開です。医師の指示に従って治療を行いましょう。
尼崎市でインビザライン矯正治療の転院先をお探しなら、永井歯科へご相談ください。
インビザライン治療の転院について紹介してまいりましたが、できれば転院をせずに治療中の医院で治療を完了するのが望ましいです。ただ、転勤・転校などのやむを得ない理由や医院とのトラブルが起き、関係修復が難しくなった場合は、転院するほかないでしょう。転院する際は、本記事を参考にしていただけますと幸いです。
また、もし尼崎市でインビザライン治療の転院先をお探しでしたら、永井歯科へお気軽にご相談ください。